今季のF1第21戦として初開催が予定されているサウジアラビアGP(12月5日決勝)の主催責任者が、レース開催に間に合うようにサーキットの建設を進めていると主張した。
サウジアラビアGPの舞台となるのは紅海に面した都市ジッダに設けられる市街地サーキットだ。
だが、最近F1公式サイトなどが紹介した画像を見ても、ジッダ市街地サーキットまだ建設工事が進められている段階であり、F1を迎え入れられるようになるまでにはまだほど遠い状態であることがうかがえる。
しかし、英国の著名なモーターレース関係者であり、現在サウジアラビアのF1プロジェクトを担当しているマーティン・ウィテカーは次のように主張した。
「ジッダのサーキットは記録的な短期間で建設されており、スケジュールが厳しければそうなるのは当たり前のことだ」
「しかし、建設は予定通りに進んでおり、期限までには完了する予定だ」
すでにサウジアラビアGP開催予定日まで1か月を切る段階となっているが、本当に問題なくレース開催が可能となるのか、F1関係者たちもやきもきしながら状況に注目しているようだ。