F1第17戦アメリカGP(オースティン、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)を前に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が、次のように語った。
■前戦トルコGPは「ハミルトンとのバトル」を楽しみ「なかなかポジティブ」な週末
「トルコでのレースウイークは、スタートからすべてのフリー走行にわたっていいペースを発揮でき、なかなかポジティブでした」
「予選で路面コンディションが大きく変化して、ペースをつかんで適切なマシンバランスを見出すのに少し苦労しましたが、Q3に進出して9番グリッドからスタートできたことはよかったです」
「レースはウエットでのスタートとなり、Q2をソフトタイヤで突破したことの不利はなくなりました。ルイス(ハミルトン/メルセデス)とのバトルは楽しめましたが、スピンを喫してからはタイヤ温度が低くなってしまい、ペースに苦しみました。面白いレースウイークでしたし、今後に向けていい経験になり、多くを学びました」
■アメリカGPから経験のないサーキットが続く
「トルコ以降は、今週末のオースティンを含めて、最終戦のアブダビ以外は経験のないサーキットが続きます。イスタンブールでのレース後は、シミュレーターでCOTAをドライブしましたが、さまざまなタイプのコーナーがあり、急勾配の先がブラインドになっているターン1など、とても面白いサーキットだと思います。セクター1はまるでジェットコースターのようで、このサーキットを実際に経験するのが楽しみです」
「MotoGPライダーが路面について苦言を呈しているのを見たので、今週末に間に合うように、彼らがどう対処したのかを確認しておかなければなりません」
「アメリカに行くのは今回が初めてなので、それも楽しみです。ずっと行きたいと思っていた国なので、ワクワクしています。オースティンではバーベキューレストランが有名だと聞いたので、日本の和牛と比べてどんなものか試してみたいと思います!」