F1第17戦アメリカGP(オースティン、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)に「Acura(アキュラ)」ブランドのロゴで参戦するホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が、抱負を次のように語った。
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今週末は、アメリカ・テキサス州のオースティンでアメリカGPが開催されます。今シーズンのレースも残り6戦、このアメリカGPから南北アメリカ大陸で3戦、その後中東に戦いの場を移して、最後の3戦が行われます」
「今回のレースが行われる、サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、さまざまなタイプのコーナーを擁するサーキットで、そのいくつかは、シルバーストーンやホッケンハイム、イスタンブールなどにある名物コーナーを模して造られています。また、高低差が41mと大きく、ピット前から第1コーナーに向けて駆け上がるストレートも特徴的です」
「かつてHPDの一員として長くインディカープロジェクトに関わっていた私にとって、アメリカには多くの思い出があります」
「この地でのレースは2年ぶりですが、毎回、HPDの同僚などが観戦に訪れることもあり、私にとっては楽しみにしているグランプリの一つです」
「アメリカでは、インディカーを含めて多くのレースファンがHondaを応援してくれているので、そのレースファンの前でいいレースができればと思っています」
「シーズン終盤に向けて、我々にとってはチャンピオンシップの厳しい争いがまだまだ続きます。今回もチームとともに準備を進め、メンバー一同、全力で臨みます」