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【F1】2022年の新技術レギュレーション導入を延期する計画はない

2021年01月15日(金)11:42 am

F1が2022年に予定されている新技術レギュレーション導入をさらに遅らせることは計画していないと主張した。

本来2021年から導入される計画だった新技術レギュレーションだが、2020年に新型コロナウイルスの影響でF1チームが大きな財政的ダメージを被ったことから、その導入を2022年に1年延期することが決まっている。

しかし、年が明けて2021年を迎えてもいまだに新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっており、F1もすでに2021年シーズン序盤のカレンダーを修正したばかりだ。

こうした中、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が13日(水)に、新技術レギュレーション導入をさらにもう1年遅らせることにF1が取り組み始めている可能性もあると示唆する報道を行った。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、F1チームの多くがイギリスにファクトリーを構えているが、イギリスではより感染力の強い変異ウイルスが勢力を強めてきており、今後F1チームが置かれる状況がさらに厳しいものになることが予想されているため、技術ルール導入をさらに1年延期することについて2月に行われる会議で討議される可能性があるという。

だが、『GMM(グローバル・モータースポーツ・メディア)』はF1のスポークスパーソンが次のように語ったとしている。

「2022年のレギュレーション導入が遅れるという報道は誤りだし、そのことに関して議論されたこともない」

「新レギュレーションはサーキットでの競争を改善し、ファンにレースをより身近に感じてもらうために設計されている。これと新たな財政レギュレーションが組み合わされることでF1がさらに改善されることになるし、このスポーツ全体にとってより健全で強固なビジネスモデルが創り出されることになる」

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