レッドブル・ホンダは今週末に開催される今季のF1第3戦ハンガリーGP(19日決勝)ではトップに立たなければならない。
そう主張するのはレッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)だ。
マルコはマックス・フェルスタッペンに史上最年少F1チャンピオン記録を更新させることを2020年のレッドブルの目標として掲げている。
だが、マルコもこれまでに行われた2レースを見る限り今年もメルセデスがタイトル獲得候補ナンバー1の位置にいるのは間違いないと認めている。
「我々は想像していたような位置にはいない」
ドイツのテレビ局『RTL』の番組内でそう語ったマルコは次のように続けた。
「メルセデスは我々が予想していた以上に強い」
「F1タイトル獲得のチャンスをキープするためには、今週末は我々がトップとなる必要がある」
ハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクはストレートや高速コーナーが少なく、曲がりくねったレイアウトになっているのが特徴であり、こうしたサーキットではレッドブル・ホンダの方が有利だと考えられている。
しかし、フェルスタッペンはそれほど楽観的ではないようだ。
ハンガロリンクでもメルセデスを攻略するのは「難しいだろう」と語った22歳のフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「もしメルセデスほどの優位性があれば、どんなサーキットでも速いよ」