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ベッテルに苦言を呈すドイツ出身元F1ドライバーたち

2020年07月07日(火)5:15 am

2020年限りでフェラーリと決別することが決まっているセバスチャン・ベッテルに対し、同じドイツ出身の元F1ドライバーたちが厳しいコメントを行っている。

●【決勝レース結果】2020年F1第1戦オーストリアGP決勝レースのタイム結果

昨年フェラーリに加入した若いシャルル・ルクレールにナンバー1ドライバーの座を奪われてしまったベッテルだが、レッドブルリンクで行われた今季初戦の予選でもルクレールに敗れ、Q2敗退に終わってしまった。

今年のフェラーリF1マシンがパフォーマンス不足であることは否めないものの、決勝ではルクレールがチャンスをうまく活かして2位表彰台を確保したのに対し、ベッテルは自分のミスもあって10位入賞がやっとだった。

ベッテルと同じドイツ出身の元F1ドライバーであり、2016年のF1チャンピオンでもあるニコ・ロズベルグはベッテルがレース中にカルロス・サインツ(マクラーレン)と接触して大きく順位を落としたことについて酷評している。

「あれは明らかに状況判断を誤っていたよ。彼はああいうことを何度も何度もやっている」とテレビ局『RTL』に語ったロズベルグは次のように付け加えた。

「それに、彼が寝ぼけたようなことを言っているのにも驚いたよ。チームメートが2位でフィニッシュしているのに彼はフェラーリはよくても6番手か7番手だと言っているんだ」

同じくドイツ出身元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハも、ベッテルのサインツとのクラッシュは言い訳のしようがないものだったと考えている。

「セバスチャンはどうしてしまったんだろうね」

『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』にそう語ったラルフ・シューマッハは次のように付け加えた。

「若いドライバーならああいうこともあるけれど、4回もF1チャンピオンになった者には許されないよ」

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