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「メルセデスは2021年も同じドライバーラインアップで行く」と親会社会長

2020年07月06日(月)19:59 pm

メルセデスの親会社であるダイムラーのオラ・シャレニウス会長が、メルセデスF1チームのドライバーラインアップは来年も今年と同じになると語った。

●【決勝レース結果】2020年F1第1戦オーストリアGP決勝レースのタイム結果

今季通算7回目のF1タイトル獲得を目指すルイス・ハミルトンも、そして先週末に行われた2020年のF1開幕戦オーストリアGPでポール・トゥ・ウィンを飾り、絶好のスタートを切ったバルテリ・ボッタスも、現時点ではまだ2021年の契約は締結していない。

うわさでは、今季限りでフェラーリと決別することが決まったセバスチャン・ベッテルがメルセデスのシート獲得チャンスを探っているものと考えられているが、メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(チームCEO)は現在ウィリアムズに所属しているジョージ・ラッセルを2021年にハミルトンのチームメートに据える計画もしていると言われている。

さらに、最近の報道によれば、ハミルトンが新契約締結に向けて高額の報酬を要求しており、その交渉が決裂すればベッテルの加入もあり得るのではないかとのうわさすらささやかれているようだ。

しかし、オーストリアを訪れていたシャレニウスは5日(日)に、テレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し「我々の2人のドライバーと続けることになるよ」と語ると、ベッテルのうわさに関して次のように続けた。

「それがドイツのファンにとっては非常にワクワクする考えだというのは私にも理解できる」

「だが、我々にはすでにルイスとバルテリという最高レベルのパフォーマンスを見せる2人のトップドライバーがいるんだ」

そう語ったスウェーデン出身のビジネスマンである51歳のシャレニウスは次のように付け加えた。

「昨日はバルテリが素晴らしいラップでポールをとるのを目にした。我々は現在の2人のドライバーたちを支持するよ」

今回シャレニウスがオーストリアに来ていたのはF1最高責任者のチェイス・キャリーとFIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドと会い、2021年以降のコンコルド協定に関する話し合いを行うためだったと考えられている。

キャリーは『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し、「間もなくすべて調印できるだろう。うまく行っているよ」と語っている。

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