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【ルノーF1】リカルドの後任はアロンソ?ボッタス?

2020年05月28日(木)19:06 pm

フランスのメディアが、今年でメルセデスとの契約が切れるバルテリ・ボッタスが2021年にはルノーで走る可能性もあると報じている。

2021年に向けてはすでにセバスチャン・ベッテルが今季限りでフェラーリを離脱することが確定しており、その去就に関心が高まっている。

うわさでは、ベッテルがメルセデスに移籍し、現F1チャンピオンのルイス・ハミルトンとチームメートになる可能性もあるとされているが、それが本当に実現する可能性は低いと考えられている。

ここまでに報じられた情報によれば、メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(チームCEO)は、メルセデスとの契約下にあるジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)を2021年はハミルトンのチームメートに起用したいと考えているようだ。

そうなれば、フィンランド出身ドライバーであるボッタスはメルセデスを離脱することになるわけだが、そのボッタスのマネジャーがすでにダニエル・リカルドが今季限りで離脱することが決まったルノーと交渉を行っているとの情報もある。

一方、そのルノーに関してもベッテルやフェルナンド・アロンソなどが加入候補者としてあげられている。しかし、ベッテルのルノー加入の可能性はやはり小さく、アロンソが復帰する可能性の方が高いと見ている者もいるようだ。

こうした中、フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』の記者を務めるジャン-ミシェル・デスヌは、アロンソのルノー復帰のうわさに言及しながら次のように書いている。

「彼(アロンソ)はかつて2回F1タイトルを獲得したフランスのチーム(ルノー)と深い関係がある」

「彼にはカリスマ性があり、リベンジを狙っているが、チームにとって今彼が加わるのがいいことなのかどうかは分からない。リカルドに断られてしまったチームを受け入れる準備ができているのが彼だけのように見える」

そう書いたデスヌは、ルノーがボッタスを選択する可能性もあると予想している。

「彼は何度かルイス・ハミルトンに勝てることを示してきた。それにスカンジナビア人らしい落ち着きがあり、スペイン人(アロンソ)の火山のような性格とは対照的だ」

デスヌはそう語ると、次のように付け加えている。

「ハミルトンの引退も毎年近づいてきているし、彼の後任として理想的なジョージ・ラッセルの成長を加速させるためにも、トト・ヴォルフはセカンドドライバー(ボッタス)をエンストン(ルノーのファクトリー)に行かせようとするのではないだろうか」

だが、ルノーに関してはF1活動継続に黄信号が点っているとの情報もあり、リカルドの後任ドライバー決定にはまだ時間がかかりそうだ。

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