ロバート・クビサが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は「無謀なドライバー」などではないとコメントした。
今季はDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦しながらアルファロメオのリザーブドライバーも務めることになっているクビサだが、現時点では他のドライバー同様新型コロナウイルスのパンデミックによりレース活動は全くできない状況に置かれている。
ポーランド出身ドライバーのクビサは、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』から、オランダ出身のフェルスタッペンのドライビングに関してはあまりにも攻撃的過ぎると言われることが多いが、それについてどう思うかと尋ねられると次のように答えた。
「彼に関しては無謀だという評判があるけれど、僕はそうは思わないよ」
「彼はみんなが思っている以上に頭がいいし、何の問題もなくF1チャンピオンになることができるはずだよ」
クビサはさらに、昨年はF1デビュー2年目にしてフェラーリのシートを獲得したシャルル・ルクレールが4回F1王者となったセバスチャン・ベッテルを上回るパフォーマンスを見せたことにも驚いたりはしなかったと主張している。
「ルクレールはフェラーリでの2レース目でほぼ勝利を手にするところだった。僕から見ればそれがすべてを物語っているよ」
「彼の才能に驚かされたと言う人たちはあまり分かっていないんだ」
35歳のクビサはそう語ると次のように付け加えた。
「そのときすでに彼がベッテルを苦しめることははっきりしていたよ。でもセバスチャンもそれに反応することは可能だったんだ」