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「ルノーと決別して困ったことなど何もない」とレッドブル首脳

2020年01月31日(金)17:29 pm

レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、ルノーのF1エンジン責任者が行ったコメントに対して反論を行った。

最近、ルノーのエンジンテクニカルディレクターを務めるレミ・タファンが、2019年からレッドブルがルノーに替えて搭載したホンダのPU(パワーユニット)はほかのどのF1エンジンメーカーのものと比べても「一歩後れをとっている」と語ったことが報じられた。

これに対し、マルコはドイツの『Motorsport-Magazine.com』に次のように語った。

「シーズンのどの部分に関して彼がそう考えているのか私には分からないね」

「2019年の終盤には、ホンダと我々はメルセデスと同じレベルにあったし、エンジンパワーが重要なメキシコやブラジルでは我々の方が彼らの前にいたんだ」

「技術的問題に目を向けても、我々のエンジンの方がルノーよりも信頼性が高かったと結論づけることができる」

そう語ったマルコは2018年まで長年エンジンパートナーを務めてきたルノーと決別したことを後悔してなどいないと次のように続けている。

「だから、我々はもはや彼ら(ルノー)と一緒にやっていないことで困ったりはしていないよ」

「それに、コンストラクターズ選手権でルノーは5位にしかなれなかったじゃないか。彼らが我々に何ポイント負けたのか私は知りもしないよ」

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