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「フェラーリがハミルトンと契約するとは思えない」と元チーム代表

2020年01月17日(金)18:26 pm

2014年4月までフェラーリのF1チーム代表を務めていたステファノ・ドメニカリは、2021年にルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェラーリに移籍するとは考えていないようだ。

フェラーリの会長を務めるジョン・エルカーンが昨年通算6回目のF1ドライバーズタイトルを獲得したハミルトンと話し合いの機会を持ったことを明らかにしたことで、メルセデスとの契約が2020年で切れるハミルトンが翌年にはフェラーリに移籍するのではないかとのうわさが強くささやかれるようになっている。

しかし、現在はランボルギーニのCEOを務めるドメニカリは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように語った。

「ハミルトンがフェラーリに移籍する可能性があるというような話が出るのはよくあることだよ」

「だが、フェラーリは完全にシャルル・ルクレールに集中しているという印象を私は持っている。だから、彼らがルイスのようなトップドライバーと契約するとは思えないよ」

実際のところ、昨年のクリスマス直前にフェラーリはルクレールとの契約を2024年まで延長したことを明らかにしている。フェラーリが若手ドライバーとこれほど長期の契約を結ぶのは異例のことであり、ドメニカリが言うようにフェラーリがルクレールにチームの将来を託しているのは間違いないだろう。

「あのチームは若くて才能のあるドライバーに焦点を合わせるという明確な方向性を定めているんだ」

そう語った54歳のドメニカリは、2020年のF1シーズンは「ものすごく興味深いものになると思うよ」と続け、次のように付け加えている。

「私は、昨年とは違って最終戦で最終決着がつくことになると思っている。もちろん、私もフェラーリファンが成功を祝えることを望んでいるよ」

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