NEXT...F1開催スケジュール

【WRC】タナック今季6勝目!トヨタはランキング首位に迫る/第12戦ラリー・グレートブリテン

2019年10月07日(月)12:39 pm

10月6日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテン(GB)の最終日デイ4がウェールズ北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。今シーズン6勝目を飾り、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権におけるリードをさらに広げた。

また、クリス・ミーク組(5号車)は総合4位でフィニッシュし、選手権ポイントを獲得した。なお、ヤリ-マティ・ラトバラ組(10号車)は、デイ2のSS7でクラッシュしリタイアとなった。

■トミ・マキネン(チーム代表)

信じられないくらい素晴らしいラリーでした。ラリーGBは最も難しいラリーのひとつですが、オィットは重圧に負けず終始ラリーを支配下に置き、自分の仕事を完遂しました。

最後のパワーステージは本当に興奮し、まだ心臓がドキドキしているほどですが、オィットは素晴らしい走りで最大ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権争いで有利な立場となりました。昔、自分が同じような状況に置かれた時は精神的に本当に辛く大変でしたが、彼は全てにおいて上手くやっています。

クリスの仕事も素晴らしく、我々にマニュファクチャラーポイントをもたらしてくれました。今シーズンはまだ2戦ありますが、集中力を高め全力で臨まなくてはなりません。

■オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

優勝できて最高の気分です。我々のために、多くの人が働き努力を続けてきたので、最大ポイント獲得でそれに報いることができて嬉しく思います。パワーステージではクルマに大きな自信を感じていたので、フルポイント獲得の好機を逃すわけには行きませんでした。

我々のチームは“pushing the limits for better”というスローガンを掲げていますが、自分も常にベストを尽くそうと努力しています。今シーズンはまだ2戦残っており、何も決まってはいないので、これからも集中して攻め続ける必要があります。

■クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

金曜日の大部分をリードしていたので、4位という結果は少々残念ではありますが、それでも満足しています。今週末は本当に難しいコンデイションでの戦いでした。大きく遅れたわけではなく、土曜日に少しペースが足らなかっただけですが、それでもチームに多くのポイントをもたらす事ができました。

オィットの優勝を嬉しく思いますし、マニュファクチャラー選手権でトップとの差を縮める事が出来たので、収穫の多い週末になったと思います。残る2戦、まずはスペインで力強く戦い、良い形でシーズンを終えられることを願っています。

■ラリー・グレートブリテン デイ4の結果
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 3h00m58.0s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +10.9s
3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +23.8s
4 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +35.6s
5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +48.6s
6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +58.2s
7 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +5m23.8s
8 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +9m25.0s
9 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +10m51.1s
10 ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ (フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +11m36.1s

■ドライバーズランキング
1 O.タナック 240
2 S.オジエ 212

■マニュファクチャラーランキング
1 ヒュンダイ 340
2 トヨタ 332

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック