メルセデスAMGが29日(木)、2020年もバルテリ・ボッタスをルイス・ハミルトンのチームメートとして起用することを正式に発表した。
2017年にウィリアムズからメルセデスに移籍したボッタスは、2020年もメルセデスで4年目のシーズンを過ごすことになる。
メルセデスのリリースの中で、続投が決まったボッタスとチームCEOのトト・ヴォルフがそれぞれ次のように語っている。
■バルテリ・ボッタス「2020年にはこのチームでF1チャンピオンを目指す」
「このチームの一員として4年目のシーズンを過ごすことになり、非常にうれしく、かつ誇りに思っている。僕を信頼してくれたメルセデスの重役たちとチームメンバー前任に感謝したいと思う」
「僕のパフォーマンスは年を追うごとによくなってきているし、これでいい形で2019年のシーズン後半を始めることができるよ」
「僕の目標はF1チャンピオンになることだ。理論的には可能だと信じているし、このチームと過ごしてきた経験により、2020年にその目標を達成するにはメルセデスが最高の選択肢だと信じている」
「今季もあと9レースが残っているし、僕はその全てのレースで改善を続ける決意をしている。今はスパ(F1ベルギーGP/9月1日決勝)のことしか考えていないし、今週末はこのチームと共に力強いパフォーマンスを発揮してみせるつもりだよ」
■トト・ヴォルフ「ボッタスは素晴らしいチームプレイヤー」
「2019年に向け、我々はバルテリに2018年の前半よりも強さを発揮するという目標を設定していた。そして彼はそれを成し遂げ、今季序盤にはいくつか本当に素晴らしいパフォーマンスを披露した」
「彼の今季前半はこれまでのシーズンでもっともうまくいったわけだが、彼はもっと多くを望んでおり、自分のレベルをさらに高め、改善し続けるという決意を抱いている。それこそ、我々がチームメンバー全員に望んでいる考え方なんだ」
「我々がバルテリと共に達成してきたことも偶然の結果などではない。彼は過去2シーズンにおける我々のタイトル獲得に重要な役割を果たしたし、彼とルイス(ハミルトン)のチームワークは賞賛に値するものだった。そして彼は性格的に本当に強いところを示し、不振からも抜け出してみせた」
「私は少なくとももう1年彼がこのチームに留まることになったことをうれしく思うし、彼が自分自身のバーをさらに高めるところを見たいと思っている」