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【メルセデス】アロンソ加入は否定もフェルスタッペン獲得の可能性は除外せず

2019年08月20日(火)18:51 pm

メルセデスF1を率いるトト・ヴォルフが、今後フェルナンド・アロンソが自分たちのチームに加わる可能性はないとしつつも、2021年にマックス・フェルスタッペンを迎え入れる可能性はあると示唆した。

メルセデスでは通算5度F1ドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトンが事実上のナンバー1ドライバーとして君臨している。2020年にハミルトンのチームメートを務めるドライバーは、現在そのポジションにあるバルテリ・ボッタスか、現在はリザーブドライバーを務めているエステバン・オコンのいずれかになると考えられている。

一方、最近の報道によれば、レッドブルではアロンソに対してピエール・ガスリーのかわりに今季の後半戦をレッドブル・ホンダで走らないかと誘いをかけていたという。実際、その交渉はまとまることはなく、第13戦ベルギーGP(9月1日決勝)以降は今年トロロッソでF1デビューを飾ったアレクサンダー・アルボンがレッドブルに昇格。ガスリーは入れ替わりにトロロッソに降格となることが明らかになっている。

アロンソに関しては、勝てるマシンを持つメルセデスもしくはフェラーリでF1復帰を目指しているのではないかとのうわさもある。

だが、ヴォルフは、メルセデスではアロンソを起用することは考えられないとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「フェルナンドは間違いなく最強レベルのドライバーだ。そして彼はフェラーリを最後に、以後はもはや競争力のあるマシンをドライブするチャンスを得られなかった」

「さまざまな状況を経て、トップチームにはすでにアルファ(ナンバー1)ドライバーがいる。ドライビングに関してはそれでは十分ではない場合もあるが、問題のない環境を作ることも必要なんだ」

そう語ったヴォルフは、それゆえアロンソをハミルトンのチームメートにすることは「考えられない」とし、それは「マクラーレンでその2人が一緒だったときに起きたことを繰り返したくないためだ」と付け加えた。

そのヴォルフだが、2020年でレッドブルとの契約が満期を迎えるフェルスタッペンを2021年に迎え入れる可能性もないのかと質問されると、「それはかなり先の話だよ。我々は現在2019年のタイトル争いをしつつ、2020年の計画を行っているところだからね」と答えたものの、次のように付け加えている。

「2021年以降に関しては、どんな可能性だってあるよ」

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