マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、現在のF1ドライバーの中で自分ほど完成された者はあまりいないと語った。
現時点で2019年のF1ドライバーズランキングトップに位置しているのは現F1チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)で、2番手にはチームメートのバルテリ・ボッタスが続いている。
そして、フェラーリ勢を抑えてメルセデス勢に次ぐ3番手に位置しているのがレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだ。
17歳という若さでF1ドライバーとなったフェルスタッペンもすでに5年目のF1シーズンを迎えており、特に昨シーズンあたりからは速いだけではなく、円熟味も見せるようになっている。
フェルスタッペンは母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』に次のように語った。
「僕はここ数年やってきたのと同じことをしているだけだよ」
「僕がもし突然それまでとは違うことをやり始めたとしたら、それは僕がそれまでにやっていたことが間違いだったってことになる。そして、そうではないんだ」
しかし、あと7レースでF1での100戦目を迎える21歳のフェルスタッペンは、すでに自分がかなり“完成されたドライバー”であるのは確かだと考えている。
「僕はかなり若いときに始めたから、それは当然のことだと思っているよ」
そう語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「F1にいるほかのドライバーたちはそのほとんどが21歳か22歳で始めている。現在のグリッドを見た場合、僕よりも完成されたドライバーはそれほどいないと思うよ。仮に彼らが29歳や30歳だとしてもね」