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フェラーリ、夏休み明けに20馬力アップの新エンジン投入か

2019年08月16日(金)19:26 pm

今季前半には思わぬ苦戦を強いられたフェラーリだが、夏休み明け最初のレースとなるF1第13戦ベルギーGP(9月1日決勝)で反撃に転じるかもしれない。

今年はマシンの総合力でメルセデスばかりでなくレッドブル・ホンダにも先行を許すことが多くなっているフェラーリだが、PU(パワーユニット)と呼ばれるF1エンジンのパワーに関してはライバルたちより一歩抜きん出ていると考えられている。

そしてベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャン・サーキットや、その次に行われる第14戦イタリアGPの舞台となるモンツァ・サーキットはエンジンパワーが重要となる高速サーキットだけに、フェラーリが強さを見せるだろうと考えられている。

メルセデスを率いるトト・ヴォルフも、夏休み明けのフェラーリは要注意だと次のように語っている。

「ハンガリーでフェラーリがあのサーキットにうまく対応できていなかったのは明らかだ」

「だが、彼らは非常にパワーにあるエンジンを有しているし、スパとモンツァではフェラーリがかなりの強さを見せるはずだ」

そうした中、スペインの『Marca(マルカ)』が報じたところによれば、フェラーリは従来のものよりも20馬力もパワーを改善した新エンジンをベルギーGPで投入する計画をしているという。

今季まだ1勝もあげることができていないフェラーリにとって、シーズン後半をいい形でスタートすることができるかどうかが非常に重要になるのは間違いない。スパやモンツァでフェラーリがどういうパフォーマンスを発揮するのかに大きな注目が集まることになりそうだ。

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