トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、ホッケンハイムで行われる2019年F1第11戦ドイツGP(28日決勝)に向けて抱負を語った。
■アレクサンダー・アルボン
「シルバーストンでは、その前の2戦よりも明らかに競争力が増したし、かなりいいマシンバランスを見つけることができた。Q3にも進出もできたし、全体的にマシンの感触はよかったよ。だからといってドイツが簡単なレースになるとは考えていないし、また厳しい戦いになると思う。でも進歩はしているし、どの部分に取り組む必要があるかも分かっているから、正しい方向に進んでいるよ」
「僕のホッケンハイムでの思い出といえば、GP3でポールポジションを獲得して、レース1をトップ走行しているときにクラッシュしたことかな。そのときはレース2でもクラッシュしちゃったよ」
「いいサーキットだし、『標準的』だと言えるサーキットじゃないかな。ほかのサーキットでも見られるような要素が揃っているし、スタジアムセクションへ向かうコーナーをはじめ、いいコーナーがたくさんある。そして観衆が醸し出す雰囲気もすばらしいよ」
「オーバーテイクもしやすいサーキットだよ。特にヘアピンへ向かう長いストレートは追い抜きのチャンスも多い。タイヤには厳しいコースだね。予選で1周だけのアタックを行うときでさえ気をつけていないとラップ終盤にはタイヤが傷んでくるんだ。舗装も古いから、新たに再舗装されたほかのサーキットと比べると路面はかなり粗いだろうし、そこにも注意が必要だね」