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突然契約解除を発表したハースF1のタイトルスポンサーに批判集中

2019年07月11日(木)20:01 pm

今季ハースF1チームのタイトルスポンサーとなったリッチエナジーが、シーズン途中で突然その契約を解除したと一方的に発表したことに対する批判の声が湧き上がっている。

イギリスのエナジー飲料メーカーであるリッチエナジーがこのほどハースとのタイトルスポンサー契約を解消したと発表したが、それはなんとツイッターを使って突然一方的に宣言したものだった。

リッチエナジーはその理由を次のようにツイッターに書いている。

「我々はレッドブルに勝つことを目指していたが、オーストリアでウィリアムズにも後れをとったことは受け入れられない。F1における政治やPCでの姿勢も我々のビジネスを妨げている。チームの健闘を祈っている」

リッチエナジーは鹿の角のような形状のロゴマークを使用していたが、イギリスの自転車メーカーからそれは自分たちのロゴの盗用だと訴えられ、敗訴している。

このため、ハースではF1マシンからそのロゴマークを外し、現在はリッチエナジーというブランド名だけを車体に描いている。

伝えられるところによれば、裁判所はリッチエナジーに対してハースとの契約内容の詳細を明らかにするよう命じているようだ。

今回、F1イギリスGP(14日決勝)が開幕を迎える直前にツイッターを通じて一方的に契約解除を発表するという前代未聞の手段をとったリッチエナジーに対して、まず怒りの声をあげたのは当事者のハースではなくF1ファンの方だった。

多くのF1ファンがツイッターを通じてリッチエナジーを批判しており、その中には次のようなものがある。

「リッチ・フェイク・エナジーがいなくなっても誰もさびしくないさ」

「偽物で非合法な会社がF1から去るのはいいことだ」

「自分自身をこういうジョークのネタにするなんて信じられない」

「1日目からあなたたちは最高の笑い者だったよ」

「あなた方がいない方がハースにとってもずっといいさ」

そうした中、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーもついにツイッターを通じて次のような短いコメントを発している。

「リッチエナジーは現在ハースF1チームのタイトルスポンサーだ。商業上の守秘義務があり、両者の契約関係についてこれ以上コメントすることはできない」

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