トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、自分は“熱心な仏教徒”だと語った。
今年トロロッソ・ホンダからF1デビューを飾った23歳のアルボンはタイ国籍ドライバーとしてエントリーしている。
だが、実際のところアルボンは生まれも育ちもイギリスのロンドンであり、当然ながら非常に流ちょうな英語を話すことでも知られている。
「タイの多くの人たちがF1にタイ人ドライバーがいるのを知らないと思うよ」
オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』に笑いながらそう語ったアルボンだが、実際のところ自分も大多数のタイ人同様仏教徒であることを認め、次のように続けた。
「僕はレース週末にはお寺に行くんだ」
「ウィンブルドンにも(寺が)ひとつあって、できる限り行くようにしているよ。法要は僕にとって平和と幸福の象徴なんだ」
「僕たちは歌を歌うし、聖水も使うよ。その点はかなりカソリックに似ているよね。僕はその教義、瞑想、思考法を信じているんだ」
そう語ったアルボンは次のように付け加えている。
「僕は、仏教は自分に合っていると感じている。それによって平安が与えられるし、ストレスが多いレース週末にもそれが役だっているよ」