NEXT...F1開催スケジュール

【正式】F1オランダGPが2020年に35年ぶりに復活

2019年05月14日(火)19:35 pm

2020年に35年ぶりにF1オランダGPが復活することが正式発表された。開催サーキットは1952年から1985年にかけて通算30回オランダGPを開催していたザントフォールト・サーキットとなる。

●【動画】レッドブル&フェルスタッペンがザントフォールト・サーキットを走行

近年、オランダ出身ドライバーであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の活躍により国内でのF1人気が再燃していたオランダだが、今回少なくとも3年間の開催契約が結ばれたようだ。

また、F1の公式スポンサーであるハイネケンが新オランダGPのタイトルスポンサーを務めることも発表されている。

今回発表された声明の中で、F1オーナーであるリバティ・メディアの一員としてF1最高責任者を務めるチェイス・キャリー及びF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長がそれぞれ次のようにコメントしている。

■チェイス・キャリー(F1最高責任者)

「オランダのザントフォールトにF1が戻ってくることを発表できるのをとりわけうれしく思う」

「我々はF1に携わり始めたときから、このスポーツが伝統的にヨーロッパで発展してきたことに敬意を払いつつも、新たな場所でレースをやりたいと言っていた。そして来年にはベトナムの首都ハノイで新たな市街地レースを行うことになっている。そしてF1の人気が世界中に広まることに貢献したサーキットであるザントフォールトも35年ぶりに復活することになった」

「近年、オランダでのF1人気が再び高まってきている。多くのレースで才能あるマックス・フェルスタッペンを熱狂的に応援するオレンジの海を我々は目にしてきた。来年のザントフォールトの観客席がこの色で染まることになるのは疑う余地もないだろう」

■ジャン・トッド(FIA会長)

「ザントフォールトが2020年のF1選手権カレンダーに加わることをうれしく思う。そして、F1オランダGP復活に懸命に取り組んできたF1に感謝したい」

「ザントフォールトは長く、素晴らしい歴史を持つサーキットであり、ドライバーたちにとっては素晴らしい挑戦となるだろう。そして、マックス・フェルスタッペンの人気によりものすごく大勢のファンが訪れるのは間違いない」

「F1レース開催に必要な安全基準を満たすためにこれから多くの準備が必要となるし、我々もF1、オランダのモータースポーツ管轄団体であるKNAF、そしてサーキットと一緒にこれに取り組んでいくつもりだ」

●【レッドブル・ホンダ】「鈴鹿と同じデザイナーなんだ」フェルスタッペンとガスリーがF1オランダGP復活を語る

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック