ミック・シューマッハが来週アルファロメオF1マシンのステアリングを握ることが確実となったようだ。
7度F1王者となった伝説的ドライバーであるミハエル・シューマッハを父に持つミックだが、今年はヨーロッパF3チャンピオンの称号をひっさげてF2シリーズに参戦することになっている。
今週末のF1バーレーンGP(31日決勝)のサポートレースとしてF2開幕戦が行われることになっているが、そのレースを終えたミックが来週同じバーレーンで開催されるF1若手ドライバーテストにアルファロメオから出走することになると考えられている。
ドイツの『Bild(ビルト)』は、「アルファロメオがミックにとって最初のF1マシンとなることが分かった」と報じたのを始め、いくつかのメディアが同様の報道を行っている。
今年フェラーリのドライバー育成プログラムである「アカデミー」のメンバーとなったミックが、現在は事実上フェラーリの“Bチーム”だと言われているアルファロメオからテストに参加することになる可能性が高いと少し前から報じられていたが、どうやらその通りの展開となりそうだ。
今月22日(金)に20歳の誕生日を迎えたばかりのミックが今週末のF2開幕戦、そして来週のF1テストでどういう走りを見せるのかに大きな注目が集まるのは間違いだろう。