F1デビュー2年目にして名門フェラーリのシートを獲得したシャルル・ルクレールが、ライバルたちはまだ手の内を見せていないだけだと語った。
18日(月)から4日間の日程で行われた今年最初のF1プレシーズンテストを終え、メルセデスやレッドブルの首脳たちはフェラーリが自分たちよりも一歩前にいるのは明らかだと語っている。
実際のところ、フェラーリは初日にセバスチャン・ベッテルがトップタイムを刻むと、2日目にはルクレールがトップタイムを刻んでみせ、好調な出足を見せている。
モナコ出身ドライバーであるルクレールも今年のフェラーリF1マシンが気に入ったようだ。
「すごく運転しやすいクルマなんだ。ドライバーを務める僕にとっては楽になるよ」
微笑みを浮かべながらそう語ったルクレールだが、フェラーリがライバルたちよりも一歩抜きん出ていると言うにはまだ早すぎると考えているようだ。
「テストでは常に手の内は見せないものだからね。だから、タイムのことをあまり深読みすべきではないよ」
そう語った21歳のルクレールは次のように付け加えた。
「僕はメルセデスがすべてのカードを見せていないのは間違いないと思っている。だけど僕たちは違ったんだ。僕たちには強いクルマがあることは分かっている。だけど、ライバルたちがどれほど強いのかはまだ分からないよ」