F1プレシーズンテスト1回目が4日間の日程を終えた。
4,454.835km。これがホンダのパワーユニットを搭載する2台のマシンが4日間のバルセロナテスト1で走破した距離の合計だ。
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ホンダは多くのマイレージを重ね、予定していたプログラムを順調に消化することができたことは大きな収穫になった。
テストプログラムとしては、PUの機能確認や各ドライバーの特性に合わせたドライバビリティーの調整などに取り組んできた。
そんな中、アレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトが総合2番手、3番手と速さでも魅せてくれ、チームメンバーの大きなモチベーションアップになったことは間違いない。
■ジョディ・エジントン(トロロッソ副テクニカルディレクター)
「テスト1の最終日、前日にダニールが行ったテストを踏まえ、アレックスがマシンに乗りました。
まずは空力に関するテストを行い、さまざまなセッティングで通常のテストプログラムをこなしました。
その後、新品のタイヤを使ったテストに移り、ショートランでの新品タイヤの経験を積みました。C4とC5の柔らかいタイヤコンパウンドでいいパフォーマンスが見られたのは良かったです。
午後は、3日目のダニールと同じようにロングランを行い、長距離でのタイヤマネージメントについて経験を重ねました。
アレックスはマシンの理解を進め、ショートラン、ロングランの両方の走行について習熟を重ね、エンジニアと共にマシンセッティングを熟成させました。
来週のテストでもまだまだやることはありますが、STR14と共に進化を続けたいと思います」
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