F1プレシーズンテスト1回目が4日間の日程を終えた。
4日間の各トップタイムを見ると、初日セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、2日目シャルル・ルクレール(フェラーリ)、3日目ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、4日目ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だった。
しかし、各チームはそれぞれのプログラムを進めており、タイヤも燃料の量もまったく違うために参考タイムとして見ておく必要がある。
■ホンダは?
ホンダ勢は、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが2番目、ダニール・クビアトが3番手だった。
テスト段階とはいえ、メンバーの大きなモチベーションアップには貢献するだろう。
ホンダのパワーユニットの音もクリアになっており、音を聞いているだけでもパワフルで速そうだ。ドライバーやチームの評価が非常に高いのも、見せかけではなさそうだ。
また、フェラーリからアルファロメオへ移籍したキミ・ライコネンが4番手に入っているのもファンにとって嬉しい結果だ。
レッドブルからルノーへ移籍して、誰もがその判断に懐疑的だったダニエル・リカルドがトップ5に入っている。
プレシーズンテスト2回目の後半でメルセデスAMGとフェラーリがどんなタイムを出してくるのか注目だ。
■【F1テスト1】4日間のタイムランキング・トップ5
P | ドライバー | チーム | PU | タイム | 差 | タイヤ | DAY |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヒュルケンベルグ | ルノー | R | 1:17.393 | 0.000 | C5 | 4 |
2 | アルボン | トロロッソ | H | 1:17.637 | 0.244 | C5 | 4 |
3 | クビアト | トロロッソ | H | 1:17.704 | 0.000 | C5 | 3 |
4 | ライコネン | アルファロメオ | F | 1:17.762 | 0.058 | C5 | 3 |
5 | リカルド | ルノー | R | 1:17.785 | 0.392 | C5 | 4 |
※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ