2019年用の新車の製造と組み立ての遅れによりF1プレシーズンテスト初日をキャンセルしたウィリアムズは、もっと悪いニュースをながさなければならなくなった。
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まず最初は「土曜日のシェイクダウン走行をキャンセル」した。その次は、「プレシーズンテスト初日の走行をキャンセル」すると発表。そして18日(月)のお昼に「テスト2日目もキャンセルする」という短いプレスリリースを発表した。
昨シーズンはウィリアムズの歴史の中でも最も暗いシーズンの一つとなったため、技術部門は元メルセデスのパディ・ロウ率いるチームへと変更し、問題を解決するために一生懸命プッシュしていた。
しかし新車発表を前にして「もっと時間が必要」だと言い、ウィリアムズ史上初めて、プレシーズンテスト初日に新車を投入できなかった。
そして先ほど出されたプレスリリースのタイトルは「ROKiTウィリアムズ・レーシング、バルセロナテストの情報更新」で、4行の短い本文には「早くても水曜日まで走ることができないだろう」と書かれていた。
■クレア・ウィリアムズ(ROKiTウィリアムズ・レーシング、チーム副代表)
「早くても水曜日までコースを走ることはできない可能性が高いと思われます」
「当然ながら極めて失望していますが、残念ながらこれが私たちが今置かれている状況です」
「私たちはできる限り早く、コース上でFW42を走らせます」
■2日間走行できず
プレシーズンテストは8日間しかない。昨年最下位だったウィリアムズは一日でも多く走りたいはずだが、これで2日間をロスしたことになる。テストで走れる可能性があるのは6日間だ。
復活を目指す名門にとって、2019年も厳しいスタートになった。
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