F1公式サイトは、レッドブルの斬新なカラーリングが「一回限り」であることを明かし、次のようなレポートを掲載している。
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■レッドブル、ホンダと組んで再びチャンピオン獲得へ挑む
2019年F1シーズンは、レッドブルがワークスエンジンサプライヤーのホンダとペアを組んでチャンピオン獲得に挑むという新たな夜明けとなる。
2019年2月13日(水)、レッドブルの新車は世界中に衝撃を与えた。それはいつものレッドブルカラーではなく劇的なカモフラージュの色彩で登場した。その『RB15』はメルセデスとフェラーリに戦いを挑めることを望んでいることだろう。
レッドブルは近年、シーズン前に特別版カラーリングで新車を発表する習慣を作った。そして、その習慣は今年も踏襲された。
チームメイトのピエール・ガスリーが見守る中、シルバーストーン・サーキットで『RB15』を最初にドライブしたのはマックス・フェルスタッペンだ。
レッドブルは2010年から13年の間、ドライバーとコンストラクターズの両タイトルを獲得して最強の名を手にしてきた。2018年は4勝を上げ、2014年から始まったV6ハイブリッドターボ時代においてレッドブルとしては最高のシーズンとなった。
しかし、レッドブルは常にトップクラスで優勝争いをすることができず、最終的にはコンストラクターズ・チャンピオンシップ・ポイントで王者メルセデスAMGの3分の1にあたる419ポイントに終わり、236ポイント届かなかった。
シーズン当初は上手くいっていたが、最後はルノーの信頼性の問題が頻発してしまい、両社の関係は終わりを迎えた。
■ホンダとの道を選んだレッドブル
ホンダはパワーユニットを供給する中で4番目の順位だったにもかかわらず、レッドブルはホンダと共に大胆で新しい未来を選んだ。
レッドブルは、ジュニアチームのトロロッソと提携してからホンダの進歩を見てきており、レッドブルがもう一度タイトル候補になるために必要なものを得られると確信したのだろう。
来週月曜日から始まるバルセロナテストで、その夢が現実になるかどうかの兆候を得られるだろう。
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