イタリアのメディアが、アルファロメオ・レーシングの2019年型F1マシンは驚くほど革新的なデザインを取り入れたものになるだろうと予想している。
●【速報】ザウバーの名称に終止符 今季からアルファロメオ・レーシングに
昨年アルファロメオをタイトルスポンサーに迎え、アルファロメオ・ザウバーF1チームとしてF1にエントリーしていたザウバーだが、今季からチーム名からザウバーがはずれ、アルファロメオ・レーシングという名称となることが先日明らかにした。
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、新生アルファロメオ・レーシングの2019年型マシンはかなり大胆なデザインが施されたものになるだろうという。
2017年からザウバーのチーム代表を務めているフレデリック・バスールは、フェラーリとの協力関係を強めてきており、昨年7月にはフェラーリのチーフデザイナーを務めていたシモーネ・レスタを新たなテクニカルディレクターとして迎えている。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、そのレスタが設計を行ったアルファロメオ・レーシングの2019年型マシンは、ほかのチームには見られない独創的な特徴を持つものになっているとしている。
そのアルファロメオF1マシンのステアリングを握ることになるのは2007年のF1チャンピオンであるキミ・ライコネンとルーキーのアントニオ・ジョビナッツィだ。
特に、非常に人気のあるF1ドライバーとして知られるライコネンがそのマシンで速さを示すことができれば、2019年のF1シーズンがかなり盛り上がることになるのは間違いないだろう。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、現在スイスに自宅があるライコネンは、シーズンオフの間もスイスのヒンウィルにあるザウバーのファクトリーを何度も訪れていたという。