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ミハエル・シューマッハは自分との面会を「認識していた」とドイツの大司教

2018年11月30日(金)18:38 pm

ドイツのカトリック教会大司教であるゲオルク・ガンスヴァインが語ったミハエル・シューマッハに関する情報が世界の注目を集めている。

●「ミハエル・シューマッハは以前よりもふっくらとした顔をしていた」とドイツ大司教

2013年末に起きたスキー中の転倒事故によって頭部に大けがをおったシューマッハに関しては、現在もスイスの自宅で療養生活を続けているということ以外ほとんど何の情報も伝えられていなかった。

だが、このほどドイツの雑誌『Bunte(ブンテ)』が、ガンスヴァイン大司教が2年前の2016年夏にシューマッハを見舞いにスイスの自宅を訪問したときの様子を語った記事を出したことで、シューマッハの状況がわずかながら垣間見えてきている。

ガンスヴァイン大司教は、2016年の時点ではシューマッハは原則的にコミュニケーションをとることができなかったと次のように語っている。

「私は、彼がそれを望むかどうかが分からなかったのでその場で彼とともに祈ろうとは思っていなかった」

「だが、彼が私と会っていることを認識しており、自分自身と対話をしているという感覚があった。家族が近くにいることが彼にとって重要なのだということを感じられたよ」

ガンスヴァイン大司教は、シューマッハの自宅を訪問したとき、「療法士がミハエルをリビングルームに連れてきた」と語り、そのとき握ったシューマッハの手は「温かかった」と付け加えている。

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