ホンダF1田辺豊治(テクニカルディレクター)が、F1最終戦アブダビGPを次のように振り返った。
●【画像:決勝レース結果】2018年F1第21戦アブダビGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日はガスリーが入賞圏内を走行していただけに、レース終盤にオイル漏れからくる白煙により、シーズン最終戦をリタイアで終えたことは非常に残念でした。オイル漏れの原因についてはこれから確認を行います。
ハートレーについては粘り強くレースを続けたものの、スタート後のアクシデントが響き、ポイント獲得には至りませんでした。
今シーズンはトロロッソ・ホンダとのパートナーシップを通して、多くのことを学ぶことができた一年でした。我々のPUについてはパフォーマンス、信頼性ともに確実に前進している手ごたえがある反面、まだまだ向上すべき課題も多くあると感じています。
来季の2チーム供給に向け、オフシーズンにさらなる開発を推し進め、いい形で来るべきシーズンに臨みます。
最後に2名のドライバー、トロロッソ、およびホンダ双方のファクトリーメンバー、トラックサイドメンバー全員にの努力に、感謝の言葉を贈りたいと思います。また、どんな時も応援をいただいたファンの皆様にも御礼を申し上げます。
来年はさらにいい一年にできればと思いますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします」。