ホンダは、F1ロシアGPの金曜日にピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーのトロロッソ2台に新スペックのパワーユニット(PU)を投入したが、F1ロシアGPでは土曜日・日曜日ともに2台とも旧スペックに戻すことに決めた。
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金曜日のセッションの後にホンダは、次のように語った。
「フリー走行2回目の後に使用可能なパワーユニットのデータをすべて調べたところ、パフォーマンスは向上しましたが、キャリブレーションやパワーユニットとシャーシのマッチングなど、いくつかの作業がまだ残っていることが分かりました」。
ホンダは、来週末にホームグランプリとなる鈴鹿に向けて2台ともレースを行う準備が整うと期待しており、新スペックの調整に引き続き取り組む予定だ。F1日本GPで結果を残したいトロロッソ・ホンダとしては、更なるペナルティをは避けたいところだ。
PUを交換したガスリーとハートレーは、F1ロシアGPを最後尾グリッドからスタートすることになるが、新PU投入は来年のレッドブル・ホンダへの準備とも言えるだろう。