ピエール・ガスリー(トロロッソ)が、2019年にレッドブルで果たすべき自分の使命はチームメートのマックス・フェルスタッペンを倒すことではないと語った。
■チームやクルマにはすぐに慣れるはず
22歳のフランス人ドライバーであるガスリーはルノーへの移籍が決まったダニエル・リカルドの後任として来季はトップ3チームの一角を担うレッドブルで走ることになる。
今季初めてF1をフルシーズン戦っているガスリーにとって、レッドブルに移籍する2019年の目標はまずはチームにうまく溶け込み、自分自身にとってもチームにとってもいい仕事をすることだ。
「すべてに慣れるために必要なだけの時間が欲しいと思うものさ。だけど、僕はすぐにチームやクルマでいい仕事をし始めることができるだろうと思っているよ」
「僕はレッドブル・レーシングのことはしばらく前から知っているし、すでにシミュレーター作業もしたことがあるからね」
現在レッドブルのジュニアチームに所属しているガスリーは、来季チームメートとなるフェルスタッペンの母国オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』にそう語り、次のように続けた。
■フェルスタッペンとは切磋琢磨できる
「僕はマックスをやっつけたいとは思っていないよ」
「僕たちはどちらもドライバーだし、僕ももちろんベストを尽くしていくつもりさ。僕はグリッド上で最高のF1ドライバーになりたいと思っているし、彼だって同じことを望んでいる」
そう語ったガスリーは次のように付け加えた。
「自分のとなりに速いドライバーがいるのはいいことだよ。自分自身を越えていかなくてはならなくなる。僕たちは一緒に素晴らしい時間を持てると思うよ」