トロロッソ・ホンダが、F1シンガポールGP2日目を次のように振り返った。
●【画像:予選結果】2018年F1第15戦シンガポールGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■トロロッソ・ホンダ:FP3、予選レポート
F1第15戦シンガポールGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。
シンガポールの天候は曇り、降水確率は10%。午後6時からのプラクティス3は気温29度、路面温度36度のコンディションの下、走行が行われた。
プラクティス3の開始早々にレッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、まずソフトタイヤで1周を走行しピットイン。その15分後に新品のハイパーソフトタイヤでコースインし、アタックシミュレーションを行った。
徐々にタイムを伸ばした2台はピエール・ガスリーが1分41秒668、ブレンドン・ハートレーが1分42秒357をマーク。2台は10周を走行しピットへ戻った。
セッション後半、新品のハイパーソフトイヤで再びコースインしアタックシミュレーションを行った2台は、ガスリーが1分40秒686と大きくタイムアップを果たし、ハートレーも1分41秒562とベストタイムを更新した。このタイムによりプラクティス3で、ガスリーは14番手、ハートレーは17番手となっている。
■予選
午後8時、夜になっても気温は29度と変わらないまま、予選が開始された。
18分間のQ1、1セット目のタイヤでガスリーが1分40秒025、ハートレーも1分40秒365とベストタイムを更新。Q1終盤、2セット目のアタックに出た2人は、ガスリーが1分39秒614、ハートレーが1分39秒809と、ともに1分39秒台のタイムを出した。僅差の争いのなか、ガスリーは15番手でQ2進出を果たしたが、ハートレーは17番手でQ2に進むことはできなかった。
直後に行われたQ2で、ガスリーは1回目のアタックで1分39秒876、2回目のアタックで1分39秒691をマークしたが、Q1でのベストラップを上回ることはできず、15番手で予選を終えた。
決勝レース、ガスリーは8列目15番手から、ハートレーは9列目17番手からのスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指す。