ストフェル・バンドーン(マクラーレン)とエステバン・オコン(フォース・インディア)が、今季限りで自分のF1キャリアが終わりを迎える可能性が高くなっていると認めた。
ベルギー出身のバンドーンはすでに今季限りでマクラーレンのシートを失うことが確定している。また、才能豊かな若手ドライバーという定評のあるオコンの方はフォース・インディアの新オーナーとなったローレンス・ストロールの息子ランス・ストロールにシートを奪われることがほぼ確実な状況となっている。
■ほかの選択肢にも目を向けるバンドーン
バンドーンは、F1シンガポールGPの舞台であるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで次のように語った。
「僕にはオコンと同じような問題を抱えているという兆候があるよ」
「日に日に、ほかの選択肢しかなくなってきているようだ」
「今ではF1に限らず、いろんな選択肢に目を向けているところさ」
■オコンに残されたチャンスはウィリアムズ?
一方、オコンも来季自分がF1にとどまる可能性は日を追って「小さくなりつつある」と認め、次のように付け加えた。
「1か月前まではすべてがうまくいっていたのに、今はこういう状況に置かれているなんて信じられない思いだよ」
そう語ったオコンだが、ストロールと入れ替わりにウィリアムズのシートを得る可能性は残されていると示唆し次のように付け加えている。
「いろいろ交渉はしているよ。たぶんウィリアムズともね。だけど、ここまでのところ何一つはっきりとはしていないんだ」