フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、次の目標はまたインディ500に挑戦することだと示唆した。
■世界3大レースのうち2つを制したアロンソ
2017年にインディ500に初挑戦したアロンソは、世界3大自動車レースと言われるF1モナコGP、ル・マン24時間レース、そしてインディ500のすべてを制覇することが目標だと明言していた。
過去にこの3レースすべてで優勝を飾ったドライバーはグラハム・ヒル(1929-1975)のひとりだけだ。
アロンソはすでにF1モナコGPでは2006年と2007年に2度優勝を飾っている。そして、先週末にル・マン24時間レースに初挑戦し、見事初優勝を飾ったアロンソにとって、残す目標はインディ500制覇のみとなった。
■次はインディ500だとアロンソ
ル・マンでレース後に次の目標は何かと質問されたアロンソは『APA通信』に次のように答えた。
「来年の夏に何をするかは、今年の夏が終わってから考えるつもりだよ」
「だけど、ここ(ル・マン)で勝った後は、インディの優先度が再びかなり高くなってくるよ」
■アロンソのF1引退が現実味?
今年の7月には37歳の誕生日を迎えることになるアロンソは、2019年はマクラーレンとともにインディカーにフル参戦することになるのではないかとうわさされている。そうなれば当然F1は今シーズン限りで事実上引退することになる。
このうわさについて尋ねられたアロンソは次のように答えている。
「来年そうなるのかどうか、そしてF1の将来がどのようになっていきそうかについても、様子を見ることにしよう」