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【FP3レポート】ホンダが予選に向けて好位置を確保 レッドブル好調も大クラッシュ/F1モナコGP

2018年05月26日(土)20:46 pm

2018年F1第6戦モナコGPが5月26日(土)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.337km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でレッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムを刻んだ。リカルドはここまでの3セッションすべてでトップに立っている。

●【画像:FP3結果】2018年F1第6戦モナコGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

予選前最後のプラクティスとなるこのセッションでは開始されると同時に各ドライバーがここに持ち込まれたドライタイヤの中で最も軟らかいハイパーソフトタイヤで周回を重ねていく。

序盤はフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン、それにメルセデスのルイス・ハミルトンが上位に顔を連ねる展開となる。バルテリ・ボッタス(メルセデス)はリアタイヤをウォールにヒットさせるアクシデントもありセッション前半は中団に沈んでしまう。

レッドブル勢はライバルたちとは走行開始のタイミングをずらし、序盤は走行を行わない。そうした中、トロロッソ・ホンダ勢がいいペースを見せ、3強チーム勢の次の位置につけていく。

セッション開始から18分ほどが経過したところでレッドブル勢がコースイン。リカルドがアウトラップからの2周目でいきなりトップタイムをマークしてみせる。するとすぐさまチームメートのマックス・フェルスタッペンがそのタイムを更新。レッドブルの2台がここでもフェラーリやメルセデスをしのぐペースを示す。

60分で行われたセッションが折り返し点にさしかかったころには、トップがフェルスタッペン、2番手リカルド、3番手ベッテル、4番手ハミルトン、5番手ライコネンという上位勢の顔ぶれとなる。

その後セッション開始から40分ほどが経過しようとするところでボッタスもトップ6圏内に復帰。順当に3強チームの6人のドライバーが上位を占める展開となる。いったん順位を下げていたトロロッソ・ホンダのハートレーも再び7番手タイムを刻み好調をアピールする。

セッションの残り時間が10分ほどとなったところで各ドライバーが新品ハイパーソフトに履き替えての予選シミュレーションを開始。トロロッソ・ホンダのガスリーがここで8番手タイムをマーク。トロロッソ・ホンダの2台がセッション終盤にまた3強チームに続く位置に並んだ。

ところが、セッションの残り時間が8分になろうかというところでフェルスタッペンがターン16の縁石に乗り上げてしまい、そのまま右のウォールにクラッシュするというアクシデントが発生。ここで赤旗が振られ、セッションはいったん中断となる。

フェルスタッペンのF1マシンは右側から激しくウォールにヒットしており、右フロントサスペンションが完全に破壊されたほか、右リアサスペンションもダメージを負ったことがうかがえた。レッドブルでは予選までにこのクルマの修復作業を行うことになるが、仮にギアボックスにもダメージが及んでいればその交換を余儀なくされることになり、決勝で5グリッド降格ペナルティーを受ける可能性も懸念される状態となった。

残り時間が4分となったところでセッションが再開されると、リカルドがコースインし最後のアタックを開始。リカルドは最後の最後でそれまでトップに位置していたフェルスタッペンのタイムを1000分の1秒更新し、ここまでの3セッションすべてでトップに立った。

3番手4番手となったフェラーリ勢だが、3番手ベッテルはトップのリカルドから0.237秒差、5番手6番手に位置したメルセデス勢は5番手ハミルトンがトップから0.487秒差といずれもかなり大きな差がついてしまった。どうやら、今年のモナコはレッドブルがポールポジションを獲得する可能性がかなり濃厚となったと言えるだろう。

また、ホンダPUを搭載するトロロッソの2台が7番手、8番手につける走りを見せたことで、予選Q3進出の期待が高まっている。トロロッソ・ホンダ勢がQ3進出を達成すれば、第2戦バーレーンGPでガスリーが予選6番手となって以来の今季2回目となる。もちろん2台がそろってQ3進出を果たせば今季初の快挙ということになる。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:11.786
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:11.787
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:12.023
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:12.142
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:12.273
6番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:12.356
7番手/ブレンドン・ハートレー(トロロッソ) 1:12.752
8番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:12.761
9番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:12.850
10番手/セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ) 1:12.854

F1モナコGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。

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