2014年からフォース・インディアのドライバーを務めているセルジオ・ペレスは、チームの身売りがうわさされているフォース・インディアにとって最も重要なのは予算を確保することだと考えている。
フォース・インディアの今後に向けて何が重要だと思うかとスペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に質問されたメキシコ出身のペレスは次のように答えた。
■最大の課題はチーム予算
「僕が思うに、チームにとって必要な次のステップは予算に関することだろうね」
「今後に向けていい計画があるものの、まだ何も確定はしていないんだ。だけど、最も重要なことは予算だよ」
フォース・インディアに関しては最近チームの売却交渉が行われていると報じられており、3月中にも新オーナーが誕生するのではないかと考えられているようだ。
■今年のライバルはルノーとマクラーレン
プライベートチームながら2016年と2017年に2年連続でF1コンストラクターズランキング4位となる活躍を見せたフォース・インディアだが、ペレスは2018年シーズンに最大のライバルとなるのはルノーとマクラーレンだろうと考えている。
「今年は彼らに注意すべきだと思う。彼らの進歩はすごく大きいからね」
「難しいことになりそうだよ。競争は激しいからね」
■オコンの存在は自分にとってプラス
一方、昨年のペレスは新たなチームメートとして迎えたエステバン・オコンとたびたびクラッシュするなど、そのチーム内バトルに大きな注目が集まっていた。
だが、今年通算8年目のF1シーズンを迎えるペレスは、オコンの存在は自分にとっても歓迎すべきことだと次のように語っている。
「オコンの評判が高まったのは、彼が競争力のあるドライバー(ペレス)の隣にいるからだよ。それは僕にとっても誇らしいことさ。それに、僕にとってもエステバンのようなエリートドライバーと比較されるというのは重要なことだからね」