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シロトキンがクビサを逆転か?ウィリアムズのシート争い

2017年12月12日(火)16:49 pm

2018年にウィリアムズのシートを獲得する可能性が高いと見られていたロバート・クビサだが、最終コーナーでロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンに追い抜きを許してしまうかもしれない。

最近まで2011年のF1シーズン開幕前に参戦したラリーレースで大事故を起こしたクビサが、まだ右腕に障害が残る状態ながら、2018年に8年ぶりにF1復帰を果たすのはほぼ確実な状況となったと言われていた。

■スポンサー面でもシロトキン有利?

だが、ここへきて多くのメディアが2017年にルノーの控えドライバーを務めていたシロトキンが2017年でF1を引退したフェリペ・マッサの後任候補筆頭に上がってきたと伝えている。

最新の報道によれば、ロシアのドライバー育成機関として知られるSMPレーシングに所属するシロトキンは、もしシートが獲得できればウィリアムズにおよそ1,500万ドル(約17億円)のスポンサー料を持ち込めるだろうとも伝えられている。

クビサの母国ポーランドのメディアも、2017年F1最終戦アブダビGPの翌週にヤス・マリーナ・サーキットで行われた公式テストではクビサもいい走りを見せたものの、最終的にはシロトキンの方がもっと速さを見せていたと悲観的な報道内容に変わってきているようだ。

■ウィリアムズの決定は間もなくだとミカ・サロ

現在SMPレーシングのプログラムに携わっている元F1ドライバーのミカ・サロは、間もなくウィリアムズが最終決断を行うことになるだろうと母国フィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』に次のように語った。

「その時が近づいているよ」

「もうすぐだね。彼(シロトキン)かクビサのどちらかだ」

「彼らはどちらも(アブダビでの公式テストで)いい仕事をやってのけた」

かつてフェラーリやトヨタで活躍したサロはそう語ると、次のように付け加えた。

「ウィリアムズはもう決定をしなくてはならない時期にきている。彼らが2人のうちどちらを選ぶのか様子を見ることにしよう」

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