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2018年仕様F1タイヤはF1マシンの設計コンセプトにも影響

2017年12月07日(木)18:31 pm

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリでは、2018年に供給される新タイヤによってF1カーの設計にも影響がおよぶはずだと考えている。

■2018年からはドライタイヤが7種類に

今年までは5種類のコンパウンドが用意されていたドライタイヤだが、2018年からはさらに2種類が増えて全部で7種類となる。中でも目玉となるのは、これまで一番軟らかいタイヤだったウルトラソフトよりもさらに軟らかくなるハイパーソフトだ。

2017年のF1最終戦アブダビGPの翌週にヤス・マリーナ・サーキットで2018年仕様タイヤの公式テストが開催されたが、ドライバーたちのハイパーソフトに対する反応はかなりよいものだった。

■より幅広いタイヤ戦略が可能に

こうした反応を受けて、ピレリのモータースポーツ責任者であるマリオ・イゾラは母国イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「ドライバーたちからのフィードバックはよいものだったし、ハイパーソフトはウルトラソフトよりも1秒速いことが分かったよ」

「ほかのコンパウンドは予想よりも少しそれぞれのパフォーマンスが接近していた。だが、それは問題ではないんだ。なぜなら、必ずしも同じようなコンパウンドをレースに持ち込む必要はないし、ステップを飛び越えて使うことでより柔軟性のある戦略も立てられるからね」

これまでのレースは5種類のコンパウンドの中から並びあう3種類のコンパウンドが選択されていたが、このイゾラのコメントからすれば、2018年には例えばミディアム、スーパーソフト、ハイパーソフトといった形で持ち込まれるタイヤが選択されるレースも登場することになりそうだ。

■どうタイヤを使うかでF1マシン設計にも差が

さらに、イゾラは2018年のタイヤ特性により、F1チームによって2018年型F1マシンの設計に関しても選択肢が増えることになるだろうと次のように続けた。

「我々はこれらのタイヤによって設計者はどちらか2つの流れを選ぶことができると考えているよ。非常に速いがタイヤには厳しいクルマにするのか、あるいは、タイヤに優しいクルマにして軟らかいコンパウンドのタイヤを長く使おうとするのかね」

イゾラによれば、2018年のピレリタイヤはブリスターの発生も抑えられ、なおかつ空気圧や温度にはそれほど敏感ではなくなるように設計されているという。

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