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【マクラーレン・ホンダ】「予選ではアロンソを優先した」その理由は?

2017年10月22日(日)19:50 pm

マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1アメリカGP予選を次のように振り返った。

●【予選結果】F1アメリカGPのQ1-Q2-Q3タイム、周回数

■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「今日の予選では、マシンの実力を最大限に出しきるために両ドライバーが全力を尽くしてくれた。今回、フェルナンドのマシンには、ストフェルよりも新しいスペックのフロントウイングを搭載したんだ。フェルナンドはストフェルのようにグリッド降格ペナルティーを受けることはなく、このコースでマシンをQ3に進出させるポテンシャルがあったためだ。フェルナンドはすばらしいラップを走行し、マシンを限界までプッシュしてくれた。だから、彼がQ3進出を決めて、予選9番手に入ったことをうれしく思うよ。

一方、フェルナンドよりも難しいセッションを迎えたストフェルは、エンジニアと一緒にマシンのバランスを改善しようと考えていた。FP2以降は、アップデート版のパーツを搭載したFP1での最適なバランスを再現することができずにいるものの、そんな状況でもいい走りをし、予選13番手となった。

幸い、両ドライバーは明日のレースで、ほかのドライバーがペナルティーを受けることによって恩恵を受ける。それによって、スターティンググリッドが通常とは異なる順番となり、明日の決勝では少なくとも最初の数周は劇的な展開が予想される。ストフェルのグリッド降格は5グリッドではなく1グリッドのみとなり、14番手からスタートする。

一方、フェルナンドは8番手からのスタートとなる。明日はフェルナンドよりもストフェルの方が難しい状況となるが、両ドライバーが入賞するためにあらゆるチャンスを最大限に活かせるように、レース戦略に焦点を当てて準備するつもりだ」

●【動画】F1アメリカGP予選ハイライト映像
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