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2021年からF1予算制限導入を目指す新オーナー

2017年09月14日(木)16:38 pm

F1新オーナーとなったリバティ・メディアでは、2021年からF1チームの年間予算に上限値を定めることを検討しているようだ。

2021年からは新たなエンジンレギュレーションが導入されることになり、現在それに向けての検討が続けられている。だが、方向性としては現在よりもエンジン価格を大幅に引き下げることになるだろうと言われている。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が報じたところによれば、こうしたエンジン関連ルールの見直しにともない、リバティ・メディアではこれまでとは劇的に異なる予算制限策導入を目指しており、その一環として1チームあたりの年間予算を1億5千万ユーロ(約197億円)に制限することを検討しているという。

予算上限が設定されれば、小規模チームであっても大規模な自動車メーカー系チームと対等に戦うことができる可能性も出てくることになるため、プライベートF1チームたちがこうした動きを歓迎するのは間違いないだろう。

■厳しい予算制限が導入されれば雇用問題にも発展?

2016年からF1参戦を開始したハースF1のオーナー、ジーン・ハースは次のように語った。

「その数字(1億5千万ユーロ)は、実際のところ我々にとっては増額となる」

「だが、もっと大きな問題を抱えることになるのは大規模チームの方だと思うよ」

実際のところ、現在F1のトップチームでは1000名を超えるチームスタッフを抱えるのが当たり前となっている。仮にリバティ・メディアが検討しているコスト上限値が導入されれば、何百人かのスタッフが職を失う可能性すら出てくることになりそうだ。

「そこが、新オーナーにとっての大きな障害となりそうだね。簡単に仕組みを変えることはできないよ」とハースは付け加えている。

■予算膨張の抑制は必要だとメルセデスのボス

大規模チームの中には、こうした予算制限の導入に否定的なところもある。だが、2014年以降3年間にわたって最強チームとして君臨してきたメルセデスAMGはそうではないようだ。

メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフは次のように語った。

「我々は同じ財政的現実のもとでやっているし、長年にわたってチームは劇的な成長を遂げてきた。我々全員がなんとかそれを抑制したいと望むだけの分別は有していると思うよ」

「これまで行われてきた話し合いはまだ非常に初期的な段階だ。だが、大きな意見の相違はないと思っているよ」

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