マックス・フェルスタッペンはまだF1で実力を証明していないという。
こう語ったのは、1970~80年代にF1やスポーツカーレースで活躍したヨッヘン・マスだ。
現在19歳のフェルスタッペンは、2016年にトロロッソからレッドブルにステップアップすると、初戦のスペインGPでいきなり初優勝を挙げた。
しかし、2017年はメカニカルトラブルや他車との接触が多く、チームやルノーに対する不満も口にしている。
フェルスタッペンについて、マスは『T-Online』に次のように話した。
「フェルスタッペンは自信を持ちすぎている」
「それは、あまりにも早い段階で大騒ぎされたからだと思う。バルセロナで優勝したときには、これ以上ないほどの称賛を浴びたが、大変な幸運に恵まれての優勝だった」
「今や彼は奇跡を求められている」
「たしかにマックスは才能ある若者だ。しかし、彼が本当に優秀なのかどうかは、今後を見てみなければ分からない」