マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、将来について決断の時が迫っていることを認めている。
アロンソは以前、将来については夏休み中に考えると話していた。そこで、夏休み明けのF1ベルギーGP(27日決勝)を前に、決断を下したかと聞かれると、アロンソはこう答えた。
「僕は常に、9月が決断の月になるだろうと言ってきた」
「今日は8月24日だ。だから待ってもらうしかない」
■「自分が望むときに自分で決断する」
マクラーレンはアロンソとの契約延長を望んでいる。
しかし、第11戦ハンガリーGP後のテストで17歳のランド・ノリスが注目を浴びるタイムをたたき出しており、アロンソにプレッシャーがかかっているとも言われている。
「プレッシャーはゼロだ」とアロンソ。
「自分が望むときに自分で決断する」
アロンソは、勝てるチームのシートが得られなければF1以外の選択肢を考えるかもしれないと話しているが、メルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルとも、2018年に空きはできそうにない。
「誰が既に署名したとか、どこが今も空いているとかいったことは心配していない」とアロンソは話す。
■マクラーレンとホンダのうわさは「憶測」
マクラーレンがホンダと手を切るといううわさについては、アロンソは次のように答えた。
「僕にとって大事なのは、競争力のあるパッケージだけだ」
「推測できるのは、適切なパフォーマンスなのは3チームしかないということだけ。それ以外はすべて憶測だよ」
■爆発しても意味はない
チームメートのストフェル・バンドーンの残留が決まったことについてアロンソは歓迎し、バンドーンは「すごい仕事」をしているとたたえた。
「困難な状況だけれど、僕は常にチームを信じ、前向きでいようとしてきた」
「ニコ・ロズベルグやマーク・ウェバーは、僕が爆発していないのは意外だと話していたよ。でも、そうしたところでどうなる?」
「僕が爆発すれば1周1秒速くなると言われれば、そうするよ。でも、チームスタッフもホンダも、既に全力を尽くしているんだ」