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【数字で振り返る2017年F1前半戦】フェラーリ対メルセデスAMGのチャンピオン争い

2017年08月19日(土)19:23 pm

2017年F1シーズン前半を数字で振り返る。まず、チャンピオン争いを繰り広げるトップ2チームについて見てみよう。

■ベッテル対ハミルトンのチャンピオン争い

ドライバーズランキングでトップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と2位のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のポイント差は14だ。

優勝回数はそれぞれ4回で並んでいるが、決勝でトップを走行した周回数は、ハミルトンが262周でベッテルの221周を上回っている。

しかし、ベッテルは前半11戦で7回、ハミルトンより前でフィニッシュした。また、表彰台に立った回数もベッテルは8回で、ハミルトンの6回を上回る。

一方ポールポジションは、ベッテルが2回なのに対し、ハミルトンは6回獲得している。ただし、1列目からのスタートはベッテルが8回、ハミルトンが7回だ。

ハミルトンはポールからスタートした6戦のうち4回優勝しており、ポール・トゥ・ウィンの確率は66.6%。ベッテルは、2回のポールスタートのうち1回優勝した。

■フェラーリ対メルセデスAMG

2014年にF1がハイブリッドになって以来、メルセデスAMGは予選で圧倒的に強く、ポールを逃したのは3年間で3回だけだった。しかし、2017年は前半の11戦で既に3回、フェラーリにポールを奪われている。

この3回はロシアGP、モナコGP、ハンガリーGPで、いずれもフェラーリが1列目を独占した。2014~2016年の3年間でメルセデスAMGが1列目を逃したのは、2015年のシンガポールGPだけだった。

決勝でもメルセデスAMGはフェラーリを上回っており、11戦で6勝を挙げている。対してフェラーリは4勝だ。

2017年は、まだ連勝したドライバーがいないことも、接戦であることを物語っている。前回、開幕から第11戦まで連勝がなかったのは2013年のことだ。ただし、残り9戦はすべてベッテルが優勝し、4回目のタイトルを獲得した。

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