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【インディ500】ホンダ、インディ500初挑戦中のアロンソに期待

2017年05月21日(日)3:00 am

ホンダがフェルナンド・アロンソに寄せる期待の高さが伝わってくるレポートを公開した。

●【インディ500予選生中継】前日4位のアロンソが初の予選へ 好調の佐藤琢磨にも期待

■200万人が視聴!ホンダ、インディ500初挑戦中のアロンソに期待

二度のF1ワールドチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソ(McLaren-Honda-Andretti)のインディ500への挑戦は、世界中で話題になっている。

5月3日(水)にアロンソが初めてインディアナポリス・モーター・スピードウェイを走った模様はインターネットを通じて全世界にライブ放映され、200万人以上のモータースポーツファンが視聴した。元F1チャンピオンがインディカーの最高峰となるレースでどんな戦いを見せるのか? 今週行われているプラクティスでもアロンソと、彼のオレンジ色のマシンは大きな注目を集めた。

■たった5日間で習熟に務めたアロンソ

世界一の歴史を誇るインディ500は、予選前に5日間にわたってプラクティスが行われる。それも、1日の走行時間は正午から夕方の6時という長さ。徹底的に研ぎ澄ましたマシンを使って予選、さらには決勝レースを戦う。

インディカー・シリーズを走ったことのないアロンソにとっては、この5日間が非常に重要となる。この短い期間で、一気に戦闘力を身につける必要があるからだ。その実現に向けて彼は、スタッフとともにプログラムを着々と進めていた。Honda Performance Development(HPD)がインディアナポリス郊外に持つシミュレーターも活用し、コースやマシンの習熟に努めてきた。

アロンソは1日ずつ、ステップを踏んでスピードを上げて来た。セッティング変更にマシンがどう反応するのかをチェックし、強風が吹き荒れるコンディションでも走り、集団の中で乱気流を浴びながら走り、プラクティス4日目には全出場者たちの中で4番目に速い225.619mphというスピードを記録した。

■予選用にターボのブースト圧が高められた走行5日目で4番手

走行5日目となる金曜日は、予選用にターボのブースト圧が高められた。ウイングも寝かされることで、1ラップの平均スピードは一気に230mph台まで上がったが、アロンソはこれに問題なく順応。231.827mphで、チームメートのライアン・ハンターレイや佐藤琢磨のすぐ後ろの4番手につけた。

トップタイムは開幕戦ウイナーのセバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing)による233.116mphだった。土曜日の予選ではファスト9に入り、日曜日にはポールポジション争いを行うことも十分可能なパフォーマンスを、アロンソは見せた。

また、Hondaエンジン勢はファストフライデー(Fast Friday)と言われる予選の直前にトップ12台中11台を占める好調を維持し土曜日からの予選に挑む。

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