今年からバーニー・エクレストンに代わってF1最高責任者となったチェイス・キャリーが、今後も長期的にF1スペインGPが開催されることを望んでいると語った。
今週末に通算45回目となるスペインGP(14日決勝)が開催されるが、1991年から現在のバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催されるようになっており、バルセロナだけでも今季通算26回目の開催となる。
バルセロナはあらゆる要素が組み合わされたサーキットとしても知られており、最も多くのF1公式テストが開催されたサーキットでもある。
■バルセロナで今後も長期開催を目指す
キャリーは、バルセロナにおいてスペインのメディアに次のように語った。
「バルセロナとは継続開催契約を結んでいるし、将来的にもそれが継続されることを望んでいる」
「我々としては長期契約を結びたいと考えているし、それが実現できるよう努力していくつもりだよ」
そう語ったキャリーは、バルセロナを「美しくて魔法のような都市」だと形容しながら、次のように付け加えた。
「ヨーロッパのこの地域において我々はここを選んだ。なぜなら、この大陸は我々のスポーツにとって非常に重要なものだからだ」
■今季ここまでの展開には満足
キャリーはさらに、レギュレーション変更によって速さを増したF1カーで繰り広げられているここまでの2017年シーズンには満足していると次のように付け加えた。
「ここまでのところ、4レースで3人の勝者が誕生しているし、それによって選手権が非常に面白いものになっているよ」