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ザウバー、もうひとつのシートに座るのは?

2016年12月02日(金)6:34 am

ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンが、2017年のドライバーラインアップをできる限り早期に確定させたいと語った。

ザウバーでは、11月21日(月)に、来季に向けてスウェーデン出身のマーカス・エリクソンとの契約を延長したことを発表。だが、もうひとりのドライバーに関しては追って発表するとされていた。

2016年のF1第20戦ブラジルGPで、ザウバーに今季初となる2ポイントをもたらしたブラジル人ドライバーのフェリペ・ナッセだが、これまでスポンサーであったブラジル銀行がF1から手をひくことを決定したことから、来季もF1に残ることができるかどうか非常に難しい立場に置かれていると伝えられている。

唯一の女性F1チーム代表として知られるカルテンボーンは、先週末に行われたF1最終戦アブダビGPが終わるまでにはエリクソンの来季のチームメートを発表できるかもしれないと示唆していた。

だが、ザウバーではいまだにもうひとつのシートに誰が座ることになるのかを明らかにしていない。

そして、カルテンボーンは今週、チームの地元であるスイスの『Blick(ブリック)』に対し、もうひとりのドライバーが誰になるのかはまだ決まっておらず、現在もまだ検討中だと明かした。

現時点では、スポンサーを失ったフェリペ・ナッセの後任として、メルセデス所属ドライバーであるパスカル・ウェーレイン(マノー)が来季ザウバーに移籍するのではないかとのうわさが強くささやかれている。

『Blick(ブリック)』から、このうわさに関して質問されたカルテンボーンは、「フェリペ・ナッセにもまだ可能性はあります。しかし、私たちは違う大陸の、かなり異なるドライバーたちとも交渉を行っているところです」と答え、次のように付け加えた。

「ドライバーに関する質問には、できる限り早く明確な答えができるようにしたいと考えています」

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