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【画像12枚】レース専用、Audi RS 3 LMSを国内受注開始

2016年12月02日(金)7:33 am

アウディジャパン株式会社(本社:東京都品川区)は、Audi RS 3 SedanをベースにしたレーシングバージョンAudi RS 3 LMSを、株式会社アドバンスステップ(本社:神奈川県高座郡寒川町)を通じて12月1日より受注を開始した。

■ツーリングカー選手権向け

アウディは9月29日に開幕したパリモーターショーの会場で、RSモデルの最新バージョンとなるAudi RS 3 Sedanを発表。同時に、2015年からFIA(国際自動車連盟)公認シリーズとして欧州などを中心にスタートしたツーリングカー選手権「TCRシリーズ」に向けて、Audi RS 3 SedanをベースとしたレーシングバージョンAudi RS 3 LMSを公開した。

■Audi Sportが開発

Audi RS 3 LMSは、Audi Sportが開発を手がけた。近年Audi Sport はカスタマーレーシング活動に注力しており、日本国内でも2012年にGT3マシンAudi R8 LMSの販売を開始。レース参戦により、世界中のモータースポーツファンに支持されており、カスタマーレーシングセグメントにおけるマーケットリーダーとなっている。

■F1サポートレースも

今回Audi RS 3 LMSを導入することで、より幅広い層のモータースポーツファンがレースに参戦することが可能となる。TCRシリーズは2016年に世界18カ国で10のシリーズ戦が開催、またF1選手権のサポートレースとして実施されるなど、世界同様、日本でもGT3カテゴリー以上の人気が期待されている。

■日本ではスーパー耐久にTCRカテゴリー新設で調整

日本に導入するAudi RS 3 LMS TCR SEQは、全長4258mm、全幅1950mm、全高1340mmという空力を重視したワイド&ローなボディ、「TCRシリーズ」のレギュレーションに準拠。

最高出力330馬力、最大トルク410Nmを誇る4気筒2.0リッターTFSIエンジンに、機械式ディファレンシャルギアと6速シーケンシャルギアボックスを搭載。車両重量は1160kgまで軽量化されており、0-100km/h加速はわずか4.5秒だ。安全性の面でも妥協することなく、大型のロールケージをはじめ、FIA準拠の安全燃料タンクやシート、セーフティーネットを備えている。

日本国内では、来期のスーパー耐久シリーズにTCR規定で走行するカテゴリーを新設する方向で調整が進められている。

■車両本体価格
希望小売価格(税込):18,350,000円 ※

モデル:Audi RS 3 LMS TCR SEQ
エンジン:2.0リッター 直4 DOHCターボ
トランスミッション:6速シーケンシャル
最高出力/最大トルク:330PS/410Nm
駆動方式:FWD(前輪駆動)
ステアリング:左

※為替変動により価格が予告なく変更される可能性あり。
※スターターキット、ハンドオーバー作業費用込み。
※輸送費、輸入諸経費、スペアホイール、その他オプションは別途費用が必要。









■ステアリング

■ドライバーシート

■エンジンルーム

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