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【マクラーレン・ホンダ】ロン・デニスの失脚がストフェル・バンドーンに与える影響は？

マクラーレンの最高権威の座にあったロン・デニスが失脚したことで、来季マクラーレンのフルタイムドライバーとなる予定のストフェル・バンドーンの立場も微妙なものになるのではないかとのうわさがささやかれている。

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来季ジェンソン・バトンに代わってフェルナンド・アロンソのチームメートとなる予定のバンドーンは、デニスが高く評価していたドライバーであることはよく知られている。

そのデニスという後ろ盾を失うことになるバンドーンの立場が、マクラーレン・グループの政権交代によって危うくなるのではないかというのがそのうわさの根拠だ。

だが、バンドーンの母国ベルギーの放送局である『Sporza（スポルザ）』は、今回のデニスの失脚がバンドーンの2017年のF1出走に影響を及ぼすことはないはずだとの地元のF1解説者のコメントを紹介している。

「ストフェルがマクラーレンへ来たのは、ほかの人材と同じような理由によるものだからね」とその解説者は付け加えている。

常識的に考えれば、チームがまったく別のオーナーに身売りされたということでもない限り、首脳陣が交代したからといってすでに結ばれているドライバーの契約に大きな影響が及ぶことは考えにくいことではある。

だが、いずれにしてもマクラーレン・グループの新執行体制とその方針が明確になるまでは、マクラーレン関係者にとっては落ち着かない日々が続くのは確かだろう。

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