フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される2016年F1第19戦メキシコGP(30日決勝)に向けて、次のように抱負を語った。
■セバスチャン・ベッテル「まだ完全には理解しきれていないサーキット」
「今週末僕たちが優勝候補なんかじゃないことは分かっている。だけど、僕たちはここに戦うためにやってきているし、勝利や表彰台を目指してあらゆるチャンスをものにしていくつもりだよ。昨年、僕たちはここではいい結果は残せなかった。だからもちろんそれを改善できるように頑張るよ」
「いろんなことが起こりえる。このサーキットを本当によく知っている者は誰もいない。このグランプリは僕たちにとっては2回目に過ぎないからね」
「一般的な言い方をすれば、今年は僕たちが期待したような結果を得られていないのは確かだ。だけど、ファクトリーでは多くの作業が進められているし、多くのことが変わってきている。それはF1においてもそうだ。だけど、残念ながらマウスをクリックすればうまくいくというようなものではないんだ」
「でも僕たちのところには賢くて頭の切れる人たちがたくさんいると思っている。彼らが将来のための力になってくれるし、僕たちにもっと自信を与えてくれるはずさ」