マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される2016年F1第19戦メキシコGP(30日決勝)に向けて次のように抱負を語った。
■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシングディレクター)
「サーキット・オブ・ジ・アメリカズでの好成績に支えられながら、エルマノス・ロドリゲス・サーキットへと向かうことになる。テキサス同様、そこでも昨年と同じようにファンからのものすごく温かな歓迎を受けられるものと楽しみにしている。彼らはスタジアムセクションやメキシコシティの街を揺り動かし、ファン、チーム、ドライバーにとって非常に記憶に残る週末としてくれていた」
「このサーキットでオースティンと似たような結果を出すのは簡単なことではないだろう。平均速度が高く、強いブレーキングが必要なエリアがあることからシャシーにとっては非常に厳しいサーキットだ。そしてパワーユニット、特にターボチャージャーは、高い標高によって普段よりもさらに負荷がかかることになる」
「こうした難しい条件のもとで我々の改良パッケージがどれほどの成果を見せるかに興味が持たれることになる。すべての要素をうまく組み合わせて昨年よりもさらに力強いパフォーマンスを示すことができるよう期待している。我々にとっては土曜日がもっとも重要な日になるだろう。レースで最大のチャンスを得られるようにする必要があるからね。そのためには予選で最大限の力を発揮しなくてはならない」
「ファンからの素晴らしい声援に応えるために、我々は懸命に頑張って彼らに素晴らしいレース週末を提供したい」